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野球小僧の城めぐり日記⚾️

仕事の合間にゆる〜くじっくり城めぐりを楽しんでます^_^

品川台場〜ペリー来航で整備された砲台

35.【品川台場】東京都港区台場1丁目10

〜日本続100名城 No.124〜

 

2020年8月25日(火)☀️
9:50〜11:20

 

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◯概要

 1853年(嘉永6年)のペリー来航に危機を感じた江戸幕府は6つの台場(砲台)を築造しました。現在に至る過程で第三台場と第六台場が残され、第三台場は公園に、第六台場は自然豊かで学術的にも貴重な史跡として海上保全されています。

 

1853年(嘉永6年)6月
ペリーが浦賀に来航。幕府は江戸湾海防強化の必要性を痛感
1853年(嘉永6年)8月
江川英龍の指揮により御台場11基の建設着工
1854年(嘉永7年)7月
第一・第二・第三台場竣工
1854年(安政元年)12月
第五・第六台場、御殿山下台場竣工
※第四・第七台場は築造計画の縮小により工事中止、第八台場以降は未着工。
1926年(大正15年)10月
第三・第六台場が国史跡に指定
1928年(昭和3年)7月
第三台場が都市公園「台場公園」として開園

 

 嘉永6年(1853)6月3日のペリー来航は、江戸幕府を長い「鎖国」の眠りから覚ますことになった。 ペリー退帆後、幕府はすぐさま江戸湾の海防強化の検討に入り、勘定吟味役(※1)格江川太郎左衛門英龍(坦庵)らによる江戸湾巡視の結果、内海防備のための御台場築造が決定した。築造計画は、西洋の築城書・砲術書などを参考にして、南品川猟師町(品川洲崎)から深川洲崎にかけての海上に11基の御台場を築造しようとするものであった。
 工事は嘉永6年(1853)8月末に着手され、昼夜兼行で進められた。土取人夫(※2)などは第一・第二・第三台場築造時で5,000人にも及び、総築造経費は75万両(※3)という膨大なものとなった。
 第一・第二・第三台場は翌年7月に、第五・第六台場と途中で加えられた陸続きの御殿山下台場は12月に竣工した。第四・第七台場は築造に着手したが、工事半ばで中止し、第八台場以降は未着手に終わった。
 最終的に6基完成した御台場は、徳川将軍家に近い親藩・譜代とそれに準ずる家格を持つ大名によって、慶応4年(1868)の幕府崩壊直前まで江戸湾整備の拠点として警備が行われた。

 ※1 勘定吟味役:幕府財政の監査を担う役職
 ※2 土取人夫:土木労働を課せられた人
 ※3 現代の貨幣価値換算で約700億円(諸説有り)

 

 完成した6基の御台場は、明治6年(1873)に海軍省の管轄となり、明治8年(1875)に海軍省から陸軍省に移籍された。その後、第三台場は第六台場とともに、大正4年東京市に払い下げられ、同13年東京府知事によって史跡の仮指定を受け、同15年国指定史跡となる。その後、東京湾に浮かぶ6つの御台場は、2つの史跡を残して埋め立てられたり、撤去されて姿を消していった。
 なお当時の面影をしのばせる第三台場は、都立台場公園として人びとに親しまれている。

海上公園なび・品川区立品川歴史館解説シート「品川御台場」より)

 

 

 

 

お台場海浜公園北口駐車場に駐車し、徒歩で向かいます。駐車料金は2時間以内で普通車600円です。台場公園までは駐車場より徒歩で1〜2分程度です。

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現在台場公園となっている第三台場の内部は鍋底状のくぼ地となっています。

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砲台跡です。レインボーブリッジをのぞみます。

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第三台場はレインボーブリッジのフォトスポットでもあります。写真上の左手が第六台場です。

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弾薬庫跡です。現状で5箇所視認できます。

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陣屋跡です。

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かまど場です。

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第三台場内部からのフジテレビ。

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第三台場からのお台場の街並み。

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第三台場遠景です。

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スタンプはマリンハウス一階受付前で押印しました。第三台場から駐車場を通り過ぎ海岸沿いに徒歩10分程度です。今回は非常に暑く断念しましたが、次回はレインボーブリッジの遊歩道からも遠景をおさめたいと思います。

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アクセス
🚞 新交通ゆりかもめ お台場海浜公園駅より徒歩約15分(台場公園まで)

 

🚗首都高速11号台場線・台場ICから5分

【駐車場】

お台場海浜公園北口駐車場(台場公園寄り,244台)、お台場海浜公園中央駐車場(お台場海浜公園隣接,101台)があります。
利用時間
北口駐車場、公園内中央駐車場共に24時間営業
料金
北口・公園内中央駐車場共に2時間600円、以後30分ごとに150円加算となります。(北口のみ24時間最大1,500円)
台数
北口駐車場244台、公園内中央駐車場101台

 

 

 

台場公園(品川第三台場跡)
〒135-0091 東京都港区台場1丁目10
https://goo.gl/maps/JXePh68tZXYLncYt7

 

 

 

小布施(長野県小布施町)

2019年5月4日(祝)☀️

10:00〜13:50

 

ゴールデンウィークの軽井沢旅行。2日目は少し足を伸ばして小布施町を散策しました。歴史ある町並みですが、こじんまりと清潔感漂う素敵な町でした。また是非再訪したいです。

 

【小布施堂】

会社の上司から聞いて、かねてから行きたかった小布施堂。結局何も買えず…写真におさめたのでよしとする^_^

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【小布施の町並み】

ゴールデンウィークということもあり昼前から混み合ってきたが、どこかほっこりする素敵な町並み。次回はもう少し時間をとり散策したい。
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【桜井甘精堂 泉石亭】

なかなか行けない小布施。ネットで検索に検索を重ねてチョイス。11時過ぎに入店し30分程度で案内。当初店内中ほどの席なるも、「窓際のお席が空きましたので…」と気配りも素晴らしく、気分良く食事をとれました。めいめい異なるメニューなるも、どれも美味しく、観光地のわりに割安感がありました。次回も再訪確定^_^

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【桜井甘精堂 北斎亭】

この日は日差しが強く、締めはやはりソフトクリーム。マロンペーストが美味。大好評でした^_^

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【町営松村駐車場】

小布施の中心地までは徒歩7〜8分程度。普通車は1日500円とコスパはまずまず。次回もこちらを利用したいです。

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小布施町
長野県上高井郡
https://goo.gl/maps/vUKg1cCi25GfyXp37

 

 

 

 

 

鉢形城〜北条氏 北関東支配の拠点

34.【鉢形城】埼玉県大里郡寄居町大字鉢形2496-2

日本100名城 No.18〜

 

2019年5月5日(祝)☀️
14:40〜15:30

 

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◯概要

 鉢形城跡は、戦国時代の代表的な城郭跡として、昭和7年に国指定史跡となりました。城の中心部は、荒川と深沢川に挟まれた断崖絶壁の上に築かれていて、天然の要害をなしています。この地は、交通の要所に当たり、上州や信州方面を望む重要な地点でした。
 鉢形城は、文明8年(1476)関東管領(かんとうかんれい)であった山内(やまのうち)上杉氏の家臣長尾景春(ながおかげはる)が築城したと伝えられています。後に、この地域の豪族藤田泰邦(ふじたやすくに)に入婿した、小田原の北条氏康(ほうじょううじやす)の四男氏邦(うじくに)が整備拡充し、現在の大きさとなりました。関東地方において有数の規模を誇る鉢形城は、北関東支配の拠点として、さらに甲斐(かい)・信濃(しなの)からの侵攻への備えとして重要な役割を担いました。
 天正18年(1590)の豊臣秀吉による小田原攻めの際には、後北条氏の重要な支城として、前田利家上杉景勝等の北国軍に包囲され、攻防戦を展開しました。1ヶ月余りにおよぶ籠城(ろうじょう)の後に、北条氏邦は6月14日に至り、城兵の助命を条件に開城しました。
 開城後は、徳川氏の関東入国に伴い、家康配下の成瀬正一(なるせまさかず)・日下部定好(くさかべさだよし)が代官となり、この地を統治しました。
 なお、鉢形城跡は「21世紀に残したい埼玉ふるさと自慢100選」(平成12年、埼玉ふるさと自慢100選選定委員会・埼玉新聞社認定)、「日本100名城」(平成18年、日本城郭協会認定)、「日本の歴史公園100選」(平成19年、都市公園法施行50周年等記念事業実行委員会選定)、「日本の史跡101選」(平成19年、日本経済新聞社広告局選定)に選ばれています。

寄居町ホームページより)

 

 

鉢形城記念館です。外曲輪の一角に建てられており、100名城スタンプが設置されています。

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外曲輪です。
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深沢川です。
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町指定天然記念物 鉢形城の桜 エドヒガンです🌸愛称「氏邦桜」です。

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二の曲輪です。堀と畝、土塁がみられます。
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三の曲輪です。
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復元四脚門です。
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石積土塁がみられます。

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石組排水溝です。
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復元四啊・庭園の周囲にも石積土塁がみられます。
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荒川に面した崖は断崖絶壁の天然の要害となっています。
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空堀には復元された木橋がかけられています。

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空堀が多くみられます。
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馬出です。

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鉢形城跡は、広大な敷地に遺構がよく残されていて見どころも多く、荒川・深沢川に面する天然の地形を巧みに利用したつくりとなっていました。往時の雰囲気が十分に感じ取れる城跡でした^_^

 


アクセス
🚞 JR八高線秩父鉄道線・東武東上線 寄居駅下車、徒歩約25分

イーグルバス 寄居駅発・和紙の里行き「鉢形城歴史館前」下車、徒歩約5分

 

🚗関越自動車道花園IC下車、国道140号バイパスを秩父長瀞方面へ6km、約15分

 

鉢形城
〒369-1224 埼玉県大里郡寄居町鉢形
https://goo.gl/maps/fTfwMM5CgFqATLzs5

 

 

 

松代城〜武田信玄が山本勘助に命じて築いた海津城

33.【松代城】長野県長野市松代町松代松代殿町44

日本100名城 No.26〜

 

2019年5月4日(祝)☀️
14:00〜14:50

 

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◯概要

松代城は、江戸時代には松代藩主・真田家の居城でした。そのはじまりは、戦国時代に築城された海津城です。  海津城の築城年代は不明ですが、海津城の名が文献に確認できるのが永禄3年(1560)ですので、このころにはすでに築城されていたことがわかります。戦国時代から江戸時代初頭までこの地を支配した武田信玄上杉景勝などにとって、この城は北信濃を支配する上での軍事的・政治的に重要な拠点となっていました。元和8年(1622)に真田信之が松代に移ると、松代城本丸に御殿を建築し、松代藩政の拠点としました。その後、江戸時代の半ばには、御殿が城の南西に位置する花の丸に移ることになり、本丸は機能を持たなくなりました(信州松代観光情報より)




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北不明(あかず)門です。
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海津城址之碑です。

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東不明(あかず)門と東不明門前橋です。

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東不明門周辺です。堀がみられます。
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二の丸石場門です。

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二の丸南門です。

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太鼓門と太鼓門前橋です。松代城のメインのアングルです。
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土塁がみられます。
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続100名城スタンプのある真田宝物館に向かいます。松代城跡からは徒歩5分程度です。
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スタンプは真田宝物館前のテントに設置されていました。
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この日は時間がなかったものの、松代城のスケールの大きさが印象に残りました。次の機会には、旧松代駅舎や川中島古戦場なども回ってみたいと思います。

 


アクセス
🚞 JR長野新幹線長野駅から川中島バス「松代行き」で約30分、「松代」バス停下車、徒歩約5分

🚗上信越自動車道・長野ICから5分

 

松代城
〒381-1231 長野県長野市松代町松代松代殿町44
026-278-2801
https://goo.gl/maps/Rjd161Hz2zvqZqBG8