足利氏館(鑁阿寺)〜足利義兼が建立した足利氏の氏寺
〜日本100名城 No.15〜
2022年11月7日(月)☀️
11:40〜12:10
◯概要
鑁阿寺は、鎌倉時代、建久七年(1197年)に足利義兼によって建立された真言宗大日派の本山。山号は金剛山。本尊は源氏、足利氏の守り本尊である大日如来(だいにちにょらい)を祀る。
約4万平方メートルに及ぶ敷地は、元々は足利氏の館(やかた)であり、現在でも、四方に門を設け、土塁と堀がめぐらされており、平安時代後期の武士の館の面影が残されている。またこの事から「史跡足利氏宅跡」として、大正10年3月に、国の史跡に指定されており、現在では「日本の名城百選」にもなっている。
寺院としては、鎌倉時代初期、1196年(建久7年)源姓足利氏2代目の足利義兼(よしかね)が発心得度し、邸宅内に持仏堂を建てたのが始まりとされる。義兼死後、その子義氏が建立した本堂は、1229年に落雷により、焼失したが、足利貞氏が禅宗様式を取り入れ改修した。日本としては禅宗様式への転換期の最初期にあたる。
鎌倉時代から室町時代にかけて寺院として次第に整備され、室町将軍家、鎌倉公方家などにより、足利氏の氏寺として手厚く庇護された。
境内には、本堂のほかにも、鐘楼(しょうろう)、一切経堂(きょうどう)が国の重要文化財、東門、西門、楼門(ろうもん)、多宝塔(たほうとう)、御霊屋(おたまや)、太鼓橋(たいこばし)が栃木県指定の建造物で、その他、市指定の建造物も多数あり、その他建造物以外にも、彫刻や文書、美術工芸品など、中世来の貴重な宝物類も多数残され、今に伝わっている。
また市民の方々には古くより「大日様」と呼ばれている。
(「鑁阿寺ホームページ」より)
渡良瀬川を渡ります。
鑁阿寺に到着です。
史蹟足利氏宅址の碑があります。
楼門です。反橋を渡って寺内に入ります。
鑁阿寺本堂(国宝)です。
中御堂(不動堂)です。
経堂(国指定重文)です。
蛭子堂です。
校倉です。
大酉堂です。
御霊屋です。
西門です。
多宝塔(塔婆)です。
東門です。
鐘楼です。建久7年(1196年)に足利義兼が建立しました。国の重要文化財です。
紅葉も色鮮やかです。
足利学校跡です。日本で最も古い学校です。
JR足利駅より栃木城へ向かいます。
アクセス
🚞
【東武・伊勢崎線】 東武足利市駅 北口を出て、中橋を北へ約5~10分。
【JR・両毛線】JR足利駅北口を出て県道67号線を西に。2丁目の信号を北に。
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北関東自動車道 足利ICから10分m。国道293号を市役所方向に進む。
※境内 駐車場50台(無料) ※太平記館 観光駐車場(無料)